7.5. HSM に保存されたキーと証明書を使用して KRA サーバーをインストールする


RHEL Identity Management (IdM) で Vault を有効にするには、特定の IdM サーバーに Key Recovery Authority (KRA) Certificate System (CS) コンポーネントをインストールします。

前提条件

  • トークンのパスワード。

手順

  1. トークン名とトークンパスワードを指定して、install コマンドを実行します。

    # ipa-kra-install -p <password>
    Copy to Clipboard
  2. プロンプトが表示されたらトークンのパスワードを指定します。

検証

  • キーと証明書が HSM に保存されていることを確認します。

    certutil -L -d /etc/pki/pki-tomcat/alias - h <HSM-TOKEN>
    
    Certificate Nickname                                Trust Attributes
    	   SSL,S/MIME,JAR/XPI
    
    Enter Password or Pin for "<HSM-TOKEN>":
    <HSM-TOKEN>:subsystemCert cert-pki-ca                  	u,u,u
    <HSM-TOKEN>:ocspSigningCert cert-pki-ca                	u,u,u
    <HSM-TOKEN>:caSigningCert cert-pki-ca                  	CTu,Cu,Cu
    <HSM-TOKEN>:auditSigningCert cert-pki-ca               	u,u,Pu
    <HSM-TOKEN>:storageCert cert-pki-kra                           u,u,u
    <HSM-TOKEN>:transportCert cert-pki-kra                         u,u,u
    <HSM-TOKEN>:auditSigningCert cert-pki-kra                      u,u,Pu
    Copy to Clipboard

    証明書名の先頭には HSM トークン名がついています。これは、秘密鍵と証明書がトークンに保存されていることを示します。

    キーが保存される場所は、ユーザーが証明書を取得または使用する方法には影響しません。

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