15.2. クライアントインストール用のキックスタートファイル
キックスタートファイルを使用して、Identity Management (IdM) クライアントをインストールできます。キックスタートファイルの内容は、こちらで概説されている特定の要件を満たしている必要があります。
- インストールするパッケージリストに含まれる ipa-clientパッケージ
- キックスタートファイルの %packages セクションに、 - ipa-clientパッケージを追加します。以下に例を示します。- %packages ... ipa-client ... - %packages ... ipa-client ...- Copy to Clipboard Copied! - Toggle word wrap Toggle overflow 
- IdM クライアントのインストール後の手順
- インストール後の手順には以下が含まれている必要があります。 - 登録前に SSH キーが確実に生成されるようにする手順
- 以下を指定して - ipa-client-installユーティリティーを実行する手順- IdM ドメインサービスのアクセスおよび設定に必要なすべての情報
- 「キックスタートによるクライアントのインストール」 に従って、IdM サーバーにクライアントホストを事前作成する際に設定するパスワード
 
 - たとえば、ワンタイムパスワードを使用し、DNS からではなくコマンドラインから必要なオプションを取得するキックスタートインストールのポストインストール手順は次のようになります。 - Copy to Clipboard Copied! - Toggle word wrap Toggle overflow 
任意で、キックスタートファイルに以下のような他のオプションを含めることもできます。
- 
						非対話的なインストールでは、--unattendedオプションをipa-client-installに追加します。
- クライアントのインストールスクリプトがマシンの証明書を要求できるようにするには、以下を行います。 - 
								--request-certオプションをipa-client-installに追加します。
- キックスタートの - chroot環境で、- getcertユーティリティーおよび- ipa-client-installユーティリティーの両方に対して- /dev/nullにシステムバスのアドレスを設定します。これには、キックスタートファイルのポストインストール手順で- ipa-client-install手順の前に次の行を追加します。- env DBUS_SYSTEM_BUS_ADDRESS=unix:path=/dev/null getcert list env DBUS_SYSTEM_BUS_ADDRESS=unix:path=/dev/null ipa-client-install - # env DBUS_SYSTEM_BUS_ADDRESS=unix:path=/dev/null getcert list # env DBUS_SYSTEM_BUS_ADDRESS=unix:path=/dev/null ipa-client-install- Copy to Clipboard Copied! - Toggle word wrap Toggle overflow 
 
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