14.8. Rsyslog の負荷分散ヘルパー


Rsyslog をクラスターで使用する場合、RebindInterval 設定を変更することで Rsyslog の負荷分散を改善できます。

RebindInterval では、現在の接続を切断して再確立する間隔を指定します。この設定は、TCP、UDP、および RELP のトラフィックに適用されます。ロードバランサーはこれを新しい接続と認識し、メッセージを別の物理ターゲットシステムに転送します。

RebindInterval は、ターゲットシステムの IP アドレスが変更された場合に役立ちます。Rsyslog アプリケーションは、接続の確立時に IP アドレスをキャッシュするため、メッセージは同じサーバーに送信されます。IP アドレスが変更されると、Rsyslog サービスが再起動するまで UDP パケットが失われます。接続を再確立すると、IP が DNS により再度解決されます。

TCP、UDP、および RELP トラフィックに対する RebindInterval の使用例

action(type="omfwd" protocol="tcp" RebindInterval="250" target="example.com" port="514" …)

action(type="omfwd" protocol="udp" RebindInterval="250" target="example.com" port="514" …)

action(type="omrelp" RebindInterval="250" target="example.com" port="6514" …)
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