13.8. Linux 監査ログへの USBguard 許可イベントの記録
以下の手順に従って、USBguard 許可イベントのログと標準の Linux 監査ログを 1 つにまとめます。デフォルトでは、usbguard
デーモンは /var/log/usbguard/usbguard-audit.log
ファイルにイベントを記録します。
前提条件
-
usbguard
サービスがインストールされており、実行している。 -
auditd
サービスが実行している。
手順
usbguard-daemon.conf
ファイルを、選択したテキストエディターで編集します。# vi /etc/usbguard/usbguard-daemon.conf
AuditBackend
オプションを、FileAudit
からLinuxAudit
に変更します。AuditBackend=LinuxAudit
usbguard
デーモンを再起動して、設定変更を適用します。# systemctl restart usbguard
検証
audit
デーモンログを USB 認可イベントに対してクエリーします。次に例を示します。# ausearch -ts recent -m USER_DEVICE
関連情報
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システム上の
usbguard-daemon.conf(5)
man ページ