13.7. USBGuard IPC インターフェイスを使用するユーザーおよびグループの許可


この手順を使用して、特定のユーザーまたはグループが USBGuard のパブリック IPC インターフェイスを使用するように認可します。デフォルトでは、root ユーザーだけがこのインターフェイスを使用できます。

前提条件

  • usbguard サービスがインストールされ、実行中である。
  • /etc/usbguard/rules.conf ファイルに、usbguard generate-policy コマンドによって生成された初期ルールセットが含まれている。

手順

  1. 任意のテキストエディターで /etc/usbguard/usbguard-daemon.conf ファイルを編集します。

    # vi /etc/usbguard/usbguard-daemon.conf
    Copy to Clipboard Toggle word wrap
  2. たとえば、wheel グループの全ユーザーが IPC インターフェイスを使用できるように、ルールがある行を追加して、ファイルを保存します。

    IPCAllowGroups=wheel
    Copy to Clipboard Toggle word wrap
  3. usbguard コマンドで、ユーザーまたはグループを追加することもできます。たとえば、次のコマンドを使用すると、joesec ユーザーが Devices セクションおよび Exceptions セクションに完全アクセスできます。さらに、joesec は現行ポリシーのリスト表示および変更を行うことができます。

    # usbguard add-user joesec --devices ALL --policy modify,list --exceptions ALL
    Copy to Clipboard Toggle word wrap

    joesec ユーザーに付与されたパーミッションを削除するには、usbguard remove-user joesec コマンドを使用します。

  4. usbguard デーモンを再起動して、変更を適用します。

    # systemctl restart usbguard
    Copy to Clipboard Toggle word wrap
トップに戻る
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2025 Red Hat