2.4. コンテナーでの FIPS モードの有効化
Federal Information Processing Standard Publication 140-2 (FIPS モード) で義務付けられている暗号化モジュールのセルフチェックの完全なセットを有効にするには、ホストシステムのカーネルが FIPS モードで実行されている必要があります。podman
ユーティリティーは、サポートされているコンテナーで FIPS モードを自動的に有効にします。
コンテナーで fips-mode-setup
コマンドが正しく機能せず、このシナリオでこのコマンドを使用して FIPS モードを有効にしたり確認することができません。
注記
RHEL 9 の暗号化モジュールは、FIPS 140-3 の要件に対して認定されていません。
前提条件
- ホストシステムが FIPS モードである必要があります。
手順
-
FIPS モードが有効になっているシステムでは、
podman
ユーティリティーはサポートされているコンテナーで FIPS モードを自動的に有効にします。