第18章 Web サービスサブシステム


18.1. Web サービスオプションの設定

Web サービスオプションを設定するには、Web Services メニュー項目をクリックします。オプションは、以下の表で説明されます。
表18.1 Web サービス設定オプション
オプション説明CLI コマンド
Modify WSDL Address
WSDL アドレスをアプリケーションで変更できるかどうか。デフォルトで true に設定されます。
/profile=full-ha/subsystem=webservices/:write-attribute(name=modify-wsdl-address,value=true)
WSDL Host
JAX-WS Web サービスの WSDL コントラクトには、エンドポイントの場所を示す <soap:address> 要素が含まれます。 <soap:address> の値が有効な URL の場合は、modify-wsdl-addresstrue に設定されない限り、上書きされません。<soap:address> の値が有効な URL の場合は、wsdl-host の値と wsdl-port または wsdl-secure-port を使用して上書きされます。wsdl-hostjbossws.undefined.host に設定されている場合は、<soap-address> が書き換えられたときに要求側のホストアドレスが使用されます。デフォルトで ${jboss.bind.address:127.0.0.1} に設定されます。JBoss EAP 6 が起動されたときにバインドアドレスが指定されてない場合は、127.0.0.1 を使用します。
/profile=full-ha/subsystem=webservices/:write-attribute(name=wsdl-host,value=127.0.0.1)
WSDL Port
SOAP アドレスを書き換えるために使用されるセキュアでないポート。これが 0 (デフォルト値) に設定された場合、ポートはインストール済みコネクターのリストを問い合わせることにより識別されます。
/profile=full-ha/subsystem=webservices/:write-attribute(name=wsdl-port,value=80)
WSDL Secure Port
SOAP アドレスを書き換えるために使用されるセキュアポート。これが 0 (デフォルト値) に設定された場合、ポートはインストール済みコネクターのリストを問い合わせることにより識別されます。
/profile=full-ha/subsystem=webservices/:write-attribute(name=wsdl-secure-port,value=443)

注記

プロファイルを変更して別の管理対象ドメインを変更するか、スタンドアロンサーバーのコマンドの /profile=full-ha 部分を削除する必要があることがあります。
Web サービスサブシステム

Apache CXF でのロギングを有効にするには、以下のシステムプロパティーを standalone/domain.xml ファイルに設定します。

<system-properties>
<property name="org.apache.cxf.logging.enabled" value="true"/>
</system-properties>

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