25.2.2.2. 非クラスターインスタンス


25.2.2.2.1. 非クラスター化の JBoss EAP 6 インスタンスの起動
概要

このトピックでは、Red Hat AMI (Amazon Machine Image) 上の JBoss EAP 6 の非クラスターインスタンスを起動するために必要な手順について説明します。

前提条件

  • 適切な Red Hat AMI。「サポート対象 Red Hat AMI」 を参照してください。
  • 少なくともポート 22、8080、および 9990 で受信要求を許可する事前設定済みセキュリティーグループ。

手順25.1 Red Hat AMI (Amazon Machine Image) 上の JBoss EAP 6 の非クラスターインスタンスを起動する

  1. User Data フィールドを設定します。設定可能なパラメーターは 「永続的な設定パラメーター」 および 「カスタムスクリプトパラメーター」 を参照してください。

    例25.1 User Data フィールドの例

    この例は、非クラスター JBoss EAP 6 インスタンス用の User Data フィールドを示します。ユーザー admin のパスワードは adminpwd に設定されます。
    JBOSSAS_ADMIN_PASSWORD=adminpwd
    JBOSS_IP=0.0.0.0 #listen on all IPs and interfaces
    
    # In production, access to these ports needs to be restricted for security reasons
    PORTS_ALLOWED="9990 9443"
    
    cat> $USER_SCRIPT << "EOF"
    
    # Get the application to be deployed from an Internet URL
    # mkdir -p /usr/share/java/jboss-ec2-eap-applications
    # wget https://<your secure storage hostname>/<path>/<app name>.war -O /usr/share/java/jboss-ec2-eap-applications/<app name>.war 
    
    # Create a file of CLI commands to be executed after starting the server
    cat> $USER_CLI_COMMANDS << "EOC" 
    # deploy /usr/share/java/jboss-ec2-eap-applications/<app name>.war
    EOC
    
    EOF
  2. 本番稼働インスタンスの場合

    本番環境インスタンスの場合は、次の行を User Data フィールドの USER_SCRIPT 行の下に追加してセキュリティーアップデートが起動時に適用されるようにします。
    yum -y update

    注記

    yum -y update を定期的に実行して、セキュリティー修正と拡張を適用する必要があります。
  3. Red Hat AMI インスタンスを起動します。
結果

JBoss EAP 6 の非クラスターインスタンスが設定され、Red Hat AMI で起動されます。

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