11.9.10.2. アプリケーションリソース制約の設定
各アプリケーションリソース制約は、アプリケーションおよびサービスのデプロイメントに関連するリソース、属性、および操作のセットを定義します。アプリケーションリソース制約が有効になっていると、Deployer ロールの管理ユーザーは適用されるリソースへアクセスできます。
アプリケーション制約の設定は、管理モデルの
/core-service=management/access=authorization/constraint=application-classification/ にあります。
管理モデル内で、各アプリケーションリソース制約は
classification として識別されます。classification (分類) は types にグループ化されます。14 個の分類が含まれ、それらは 8 つのタイプにグループ化されます。各分類には、分類設定が適用されるリソースパスパターンのリストである applies-to 要素が含まれます。
デフォルトでは、有効になっているアプリケーションリソース分類は
core のみです。core にはデプロイメント、デプロイメントオーバーレイ、およびデプロイメント操作が含まれます。
アプリケーションリソースを有効にするには、
write-attribute 操作を使用して、分類の configured-application attribute を true に設定します。アプリケーションリソースを無効にするには、この属性を false に設定します。デフォルトでは、この属性は設定されていないため、default-application attribute の値が使用されます。デフォルトの値は変更できません。
例11.26 logger-profile アプリケーションリソースの分類を有効にする
重要
アプリケーションリソース制約は、設定に一致するすべてのリソースに適用されます。たとえば、
Deployer ユーザーに、あるデータソースリソースへのアクセスを許可し、他のデータソースリソースへのアクセスを拒否することはできません。このような分離レベルが必要な場合は、リソースを異なるサーバーグループに設定し、各グループに対して異なるスコープ指定の Deployer ロールを作成することが推奨されます。