16.3. ステートフル DHCPv6 を使用した IPv6 サブネットの作成
セクション 17.1 に記載のオプションを使用してプロジェクトネットワークに IPv6 サブネットを作成するには、以下の手順を実施します。まず、プロジェクトとネットワークに関する必要な情報を収集し、続いて openstack subnet create
コマンドにその情報を追加します。
OpenStack Networking は、SLAAC には EUI-64 IPv6 アドレスの割り当てのみをサポートします。これにより、ホストは Base 64 ビットと MAC アドレスに基づいて自らアドレスを割り当てるため、IPv6 ネットワークが簡素化されます。異なるネットマスクおよび SLAAC の address_assign_type を使用してサブネットを作成することはできません。
IPv6 サブネットを作成するプロジェクトのプロジェクト ID を取得します。これらの値は OpenStack デプロイメント固有なので、実際の値はこの例の値とは異なります。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow OpenStack Networking (neutron) 内の全ネットワークの一覧を取得し、IPv6 サブネットをホストするネットワークの名前を書き留めておきます。
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コマンドにプロジェクト ID およびネットワーク名を追加します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow ネットワークの一覧を確認して、ここでの設定を検証します。database-servers のエントリーには新規作成された IPv6 サブネットが反映されている点に注意してください。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow この設定により、QA プロジェクトの作成するインスタンスが database-servers サブネットに追加されると、DHCP IPv6 アドレスを取得できるようになります。
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