8.6.7. Juniper EX シリーズスイッチでの LACP の設定


以下の例では、コンピュートノードに VLAN 100 を使用する NIC が 2 つあります。

  1. コンピュートノードの 2 つの NIC を物理的にスイッチ (例: ポート 12 と 13) に接続します。
  2. ポートアグリゲートを作成します。

    chassis {
        aggregated-devices {
            ethernet {
                device-count 1;
            }
        }
    }
  3. スイッチポート 12 (ge-1/0/12) と 13 (ge-1/0/13) を設定して、ポートアグリゲート ae1 のメンバーに入れます。

    interfaces {
        ge-1/0/12 {
            gigether-options {
                802.3ad ae1;
            }
        }
        ge-1/0/13 {
            gigether-options {
                802.3ad ae1;
                }
            }
    }
    注記

    Red Hat OpenStack Platform director を使用したデプロイメントの場合、ボンディングから PXE ブートするには、ボンディングのメンバーのいずれかを lacp force-up として設定する必要があります。これにより、イントロスペクションと初回ブート時には 1 つのボンディングメンバーのみが稼働状態になります。lacp force-up を設定するボンディングメンバーは、instackenv.json で指定する MAC アドレスを持つボンディングメンバーでなければなりません (ironic に認識される MAC アドレスは、force-up が設定される MAC アドレスと同じでなければなりません)。

  4. ポートアグリゲート ae1 で LACP を有効にします。

    interfaces {
        ae1 {
            aggregated-ether-options {
                lacp {
                    active;
                }
            }
        }
    }
  5. アグリゲート ae1 を VLAN 100 に追加します。

    interfaces {
        ae1 {
            vlan-tagging;
            native-vlan-id 2;
            unit 100 {
                vlan-id 100;
            }
        }
    }
  6. 新しいポートチャネルを確認します。出力には、新規ポートアグリゲート ae1 と、メンバーポートの ge-1/0/12 および ge-1/0/13 が表示されます。

    > show lacp statistics interfaces ae1
    
    Aggregated interface: ae1
    LACP Statistics: LACP Rx LACP Tx Unknown Rx Illegal Rx
    ge-1/0/12 0 0 0 0
    ge-1/0/13 0 0 0 0
    注記

    commit コマンドを実行して変更を適用するのを忘れないようにしてください。

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