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OpenStack Networking サービス (コード名: neutron) は、Red Hat OpenStack Platform 16.0 のソフトウェア定義ネットワークのコンポーネントです。

ソフトウェア定義ネットワーク (SDN)

ソフトウェア定義ネットワーク (SDN) を使用することで、ネットワーク管理者は下層の機能の抽象化によりネットワークサービスを管理することができます。サーバーのワークロードを仮想環境に移行しても、データの送受信のためにそれらのサーバーがネットワーク接続を必要とすることに変わりありません。SDN は、ルーターやスイッチなどのネットワーク装置を同じ仮想化領域に移動することで、このニーズに対応します。すでにネットワークの基本概念に精通している場合には、接続先のサーバーと同様に、これらの物理ネットワークの概念が仮想化されていると考えるのに無理はないでしょう。

本ガイドの構成

  • 前書き: ソフトウェア定義ネットワーク (SDN) の定義について簡単に説明します。
  • パート I: 一般的な管理タスクと基本的なトラブルシューティングのステップを説明します。

    • ネットワークリソースの追加と削除
    • 基本的なネットワークのトラブルシューティング
    • プロジェクトネットワークのトラブルシューティング
  • パート II: 高度な Red Hat OpenStack Platform Networking 機能について、クックブック形式のシナリオがまとめられています。これには以下の項目が含まれます。

    • 仮想ルーターのレイヤー 3 高可用性の設定
    • DVR およびその他のネットワーク機能の設定
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