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6.2. VLAN ネットワークのトラブルシューティング

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OpenStack Newtorking は、VLAN ネットワークをトランク接続して SDN スイッチに到達することができます。VLAN タグ付けされたプロバイダーネットワークに対するサポートがあると、仮想インスタンスを物理ネットワークにあるサーバーのサブネットと統合することができます。

VLAN プロバイダーネットワークへの接続のトラブルシューティングを行うには、以下の手順を実施します。

  1. ping <gateway-IP-address> コマンドを使用して、ゲートウェイに ping 送信を行います。

    以下のコマンドで作成されたネットワークを例にして説明します。

    # openstack network create --provider-network-type vlan --provider-physical-network phy-eno1 --provider-segment 120 provider
    # openstack subnet create --no-dhcp --allocation-pool start=192.168.120.1,end=192.168.120.153 --gateway 192.168.120.254 --network  provider public_subnet

    上記の例では、ゲートウェイの IP アドレスは 192.168.120.254 です。

    $ ping 192.168.120.254
  2. ping 送信に失敗する場合は、以下の項目を確認します。

    1. 関連付けられた VLAN へのネットワークフローがあることを確認する。

      VLAN ID が設定されていない可能性があります。上記の例では、OpenStack Networking は VLAN 120 をプロバイダーネットワークにトランク接続するように設定されています。(例のステップ 1 の --provider:segmentation_id=120 を参照してください。)

    2. コマンド ovs-ofctl dump-flows <bridge-name> を使用して、ブリッジインターフェースの VLAN フローを確認する。

      以下の例では、ブリッジは br-ex という名前です。

      # ovs-ofctl dump-flows br-ex
      
       NXST_FLOW reply (xid=0x4):
        cookie=0x0, duration=987.521s, table=0, n_packets=67897, n_bytes=14065247, idle_age=0, priority=1 actions=NORMAL
        cookie=0x0, duration=986.979s, table=0, n_packets=8, n_bytes=648, idle_age=977, priority=2,in_port=12 actions=drop

6.2.1. VLAN 設定とログファイルの確認

  • OpenStack Networking (neutron) エージェント: openstack network agent list コマンドを使用して、すべてのエージェントが稼働し、正しい名前で登録されていることを確認します。

    (overcloud)[stack@undercloud~]$ openstack network agent list
    +--------------------------------------+--------------------+-----------------------+-------+----------------+
    | id                                   | agent_type         | host                  | alive | admin_state_up |
    +--------------------------------------+--------------------+-----------------------+-------+----------------+
    | a08397a8-6600-437d-9013-b2c5b3730c0c | Metadata agent     | rhelosp.example.com   | :-)   | True           |
    | a5153cd2-5881-4fc8-b0ad-be0c97734e6a | L3 agent           | rhelosp.example.com   | :-)   | True           |
    | b54f0be7-c555-43da-ad19-5593a075ddf0 | DHCP agent         | rhelosp.example.com   | :-)   | True           |
    | d2be3cb0-4010-4458-b459-c5eb0d4d354b | Open vSwitch agent | rhelosp.example.com   | :-)   | True           |
    +--------------------------------------+--------------------+-----------------------+-------+----------------+
  • /var/log/containers/neutron/openvswitch-agent.log を確認します。このログでは、作成プロセスで ovs-ofctl コマンドを使用して VLAN のトランク接続が設定されたことが確認できるはずです。
  • /etc/neutron/l3_agent.ini ファイルで external_network_bridge を確認します。external_network_bridge パラメーターにハードコードされた値がある場合、L3 エージェントと共にプロバイダーネットワークを使用することができず、必要なフローを作成することはできません。external_network_bridge の値は、external_network_bridge = "" の形式でなければなりません。
  • /etc/neutron/plugin.ini ファイルで network_vlan_ranges の値を確認します。プロバイダーネットワークの場合には、数字の VLAN ID を指定しないでください。VLAN を分離したプロジェクトネットワークを使用している場合に限り、ID を指定します。
  • OVS エージェントの設定ファイルのブリッジマッピングを検証し、phy-eno1 にマッピングされているブリッジが存在することと、eno1 に適切に接続されていることを確認します。
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