3.5.2.5. イメージストリーム変更トリガー


イメージストリームトリガーにより、ビルドおよびデプロイメントは、アップストリームの新規バージョンが利用可能になると自動的に起動します。

たとえば、ビルドおよびデプロイメントは、イメージストリームタグの変更時に自動的に起動します。これは、特定のイメージストリームタグをモニターし、変更の検出時にビルドまたはデプロイメントに通知することで実行されます。

ImageChange トリガーにより、イメージストリームタグ の内容が変更されるたびに、(イメージの新規バージョンがプッシュされるタイミングで) 新規レプリケーションコントローラーが作成されます。

ImageChange トリガー

triggers:
  - type: "ImageChange"
    imageChangeParams:
      automatic: true 1
      from:
        kind: "ImageStreamTag"
        name: "origin-ruby-sample:latest"
        namespace: "myproject"
      containerNames:
        - "helloworld"

1
imageChangeParams.automatic フィールドが false に設定されると、トリガーが無効になります。

上記の例では、origin-ruby-sample イメージストリームの latest タグの値が変更され、新しいイメージの値がデプロイメント設定の helloworld コンテナーに指定されている現在のイメージと異なる場合に、helloworld コンテナーの新規イメージを使用して、新しいレプリケーションコントローラーが作成されます。

注記

ImageChange トリガーがデプロイメント設定 (ConfigChange トリガーと automatic=false、または automatic=true) で定義されていて、ImageChange トリガーで参照されている ImageStreamTag がまだ存在していない場合には、ビルドにより、イメージが、ImageStreamTag にインポートまたはプッシュされた直後に初回のデプロイメントプロセスが自動的に開始されます。

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