19.8. エキスパートオプション
このセクションでは、エキスパートオプションに関する情報を提供します。
KVM 仮想化
-enable-kvm
QEMU-KVM は KVM 仮想化のみをサポートし、使用可能な場合はデフォルトで使用されます。-enable-kvm が使用され、KVM が使用できない場合、qemu-kvm は失敗します。ただし、-enable-kvm が使用されておらず、KVM が使用できない場合、qemu-kvm はサポートされていない TCG モードで実行されます。
カーネルモードの PIT 再挿入を無効にする
-no-kvm-pit-reinjection
No Shutdown
-no-shutdown
再起動しない
-no-reboot
シリアルポート、モニター、QMP
-serial <dev>
-monitor <dev>
-qmp <dev>
サポートされているデバイスは次のとおりです。
- stdio - standard input/output
- null - null デバイス
- file:<filename> - ファイルに出力します。
- tcp:[<host>]:<port>[,server][,nowait][,nodelay] - TCP Net console.
- unix:<path>[,server][,nowait] - Unix ドメインソケット
- mon:<dev_string> - 上記のデバイス。モニターの多重化にも使用されます。
- none - disable、-serial に対してのみ有効です。
- chardev:<id> - chardev で作成された文字デバイス。
リダイレクトのモニター
-mon <chardev_id>[,mode=[readline|control]][,default=[on|off]]
手動 CPU スタート
-S
RTC
-rtc [base=utc|localtime|date][,clock=host|vm][,driftfix=none|slew]
Watchdog
-watchdog モデル
Watchdog の反応
-watchdog-action <action>
ゲストメモリーバッキング
-mem-prealloc -mem-path /dev/hugepages
SMBIOS エントリー
-SMBIOS type= 0[,vendor=<str>][,<version=str>][,date=<str>][,release=%d.%d]
-smbios type=1[,manufacturer=<str>][,product=<str>][,version=<str>][,serial=<str>][,uuid=<uuid>][,sku=<str>][,family=<str>]