14.11.2. ストレージプールの作成、定義、および起動
このセクションでは、ストレージプールの作成、定義、および開始に関する情報を提供します。
14.11.2.1. ストレージプールの構築
pool-build pool-or-uuid
--overwrite
--no-overwrite
コマンドは、指定された プール名または UUIDでプールを構築します。オプション --overwrite
および --no-overwrite
は、タイプがファイルシステムであるプールにのみ使用できます。どちらのオプションも指定されておらず、プールがファイルシステムタイプのプールである場合、結果のビルドはディレクトリーのみを作成します。
--no-overwrite
を指定すると、プローブにより、ファイルシステムがターゲットデバイスにすでに存在するかどうかを判断したり、存在する場合はエラーを返すか、存在しない場合は mkfs を使用してターゲットデバイスをフォーマットします。--overwrite
を指定した場合は、mkfs コマンドが実行され、ターゲットデバイスに存在するデータがすべて上書きされます。