14.2. virsh を使用したデバイスの接続および更新
ストレージデバイスの取り付けについては、以下を参照してください。「 ゲストへのファイルベースストレージの追加」
手順14.1 ゲスト仮想マシンが使用するホットプラグ USB デバイス
次の手順は、USB デバイスをゲスト仮想マシンに接続する方法を示しています。これは、ゲスト仮想マシンがホットプラグ手順として実行されているときに実行することも、ゲストがシャットオフされているときに実行することもできます。エミュレートするデバイスは、ホストの物理マシンに接続する必要があります。
- 次のコマンドを使用して、接続する USB デバイスを見つけます。
# lsusb -v idVendor 0x17ef Lenovo idProduct 0x480f Integrated Webcam [R5U877]
- XML ファイルを作成し、論理名 (
usb_device.xml
など) を付けます。検索で表示されたとおりにベンダー ID と製品 ID をコピーしてください。図14.1 USB デバイスの XML スニペット
<hostdev mode='subsystem' type='usb' managed='yes'> <source> <vendor id='0x17ef'/> <product id='0x480f'/> </source> </hostdev> ...
- 次のコマンドでデバイスを接続します。
# virsh attach-device rhel6
--file usb_device.xml
--config
この例では、rhel6 はゲスト仮想マシンの名前であり、usb_device.xml は前の手順で作成したファイルです。次回の再起動時に変更を有効にする場合は、--config
オプションを使用します。この変更を永続的にする場合は、--persistent
オプションを使用します。変更を現在のドメインで有効にする場合は、--current
オプションを使用します。詳細については、Virsh の man ページを参照してください。 - デバイスを切り離す (ホットアンプラグ) 場合は、次のコマンドを実行します。
# virsh detach-device rhel6
--file usb_device.xml
この例では、rhel6 はゲスト仮想マシンの名前であり、usb_device.xml は前の手順で添付したファイルです。