12.8.3. vHBALUN を使用するように仮想マシンを設定する
vHBA のストレージプールが作成されたら、vHBALUN を仮想マシン設定に追加します。
利用可能な LUN を見つける
まず、virsh vol-list コマンドを使用して、vHBA で使用可能な LUN のリストを生成します。以下に例を示します。# virsh vol-list vhbapool_host3 Name Path ------------------------------------------------------------------------------ unit:0:4:0 /dev/disk/by-path/pci-0000:10:00.0-fc-0x5006016844602198-lun-0 unit:0:5:0 /dev/disk/by-path/pci-0000:10:00.0-fc-0x5006016044602198-lun-0
表示される LUN 名のリストは、仮想マシン設定でディスクボリュームとして使用できます。vHBALUN を仮想マシンに追加します
仮想マシンの XML で指定して、仮想マシン に vHBA LUN を追加します。<disk>
パラメーターに、lun
またはdisk
としてデバイスタイプを指定し- は、
<source>
パラメーターでソースデバイスを指定します。これは、/dev/sdaN
として入力することも、udev によって生成されたシンボリックリンクとして/dev/disk/by-path|by-id|by-uuid|by-label
として入力することもできます。これは、virsh vol-list pool コマンドを実行することで見つけることができます。
以下に例を示します。<disk type='block' device='lun'> <driver name='qemu' type='raw'/> <source dev='/dev/disk/by-path/pci-0000\:04\:00.1-fc-0x203400a0b85ad1d7-lun-0'/> <target dev='sda' bus='scsi'/> </disk>