20.7. メモリーの調整


図20.9 メモリーの調整


<domain>
  ...
  <memtune>
    <hard_limit unit='G'>1</hard_limit>
    <soft_limit unit='M'>128</soft_limit>
    <swap_hard_limit unit='G'>2</swap_hard_limit>
    <min_guarantee unit='bytes'>67108864</min_guarantee>
  </memtune>
  ...
</domain>
すべてオプションですが、ドメイン XML のこのセクションのコンポーネントは次のとおりです。
表20.6 メモリーチューニング要素
要素説明
<memtune>ドメインのメモリー調整可能パラメーターに関する詳細を提供します。これを省略すると、デフォルトで OS が提供するデフォルトになります。パラメーターはプロセス全体に適用されるため、制限を設定する場合は、ゲスト仮想マシン RAM、ゲスト仮想マシンビデオ RAM を合計し、メモリーオーバーヘッドを考慮に入れる必要があります。最後のピースは判断が難しいので、試行錯誤を繰り返します。調整可能パラメーターごとに、<memory> と同じ値を使用して、入力中のユニット番号を指定できます。下位互換性のために、出力は常に KiB になります。
<hard_limit>ゲスト仮想マシンが使用できる最大メモリー量です。この値の 単位は、kibibytes (1024 バイトのブロック) で表されます
<soft_limit>メモリーの競合中に強制されるメモリー制限です。この値の 単位、は kibibytes (1024 バイトのブロック) で表されます
<swap_hard_limit>最大メモリーと、ゲスト仮想マシンが使用できるスワップの合計です。この値の 単位は、kibibytes (1024 バイトのブロック) で表されます。これは、提供された <hard_limit> 値より大きくなければなりません
<min_guarantee>ゲスト仮想マシンに保証される最小メモリー割り当てです。この値の単位は kibibytes (1024 バイトのブロック) で表されます
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.