20.16.9.13. インターフェイス ROM BIOS 設定


ROM BIOS 設定を指定するには、管理ツールを使用して、ドメイン XML に以下の変更を加えます。

図20.50 インターフェイス ROM BIOS 設定

  ...
  <devices>
    <interface type='network'>
      <source network='default'/>
      <target dev='vnet1'/>
      <rom bar='on' file='/etc/fake/boot.bin'/>
    </interface>
  </devices>
  ...
Copy to Clipboard Toggle word wrap
これをサポートするハイパーバイザーの場合は、PCI Network デバイスの ROM がゲスト仮想マシンにどのように提供されるかを変更できます。bar 属性は on または off に設定でき、デバイスの ROM がゲスト仮想マシンのメモリーマップで表示されるかどうかを決定します。(PCI のドキュメントでは、rombar 設定により、ROM のベースアドレスレジスターの存在が制御されます。)ROM バーが指定されていない場合、qemu のデフォルトが使用されます (古いバージョンの qemu はデフォルトの offを使用していましたが、新しい qemus のデフォルトは onです)。オプションの file 属性は、デバイスの ROM BIOS としてゲスト仮想マシンに提示されるバイナリーファイルを指定するために使用されます。これは、ネットワークデバイスに別のブート ROM を提供する際に役立ちます。
トップに戻る
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2025 Red Hat