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21.14. 仮想化拡張機能の検証

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このセクションを使用して、システムにハードウェア仮想化拡張機能があるかどうかを判断します。完全仮想化には、仮想化拡張機能 (Intel VT-x または AMD-V) が必要です。
  1. 次のコマンドを実行して、CPU 仮想化拡張機能が利用可能であることを確認します。
    $ grep -E 'svm|vmx' /proc/cpuinfo
    
  2. 出力を分析します。
    • 以下の出力には、Intel VT-x 拡張機能が含まれる Intel プロセッサーを示す vmx エントリーが含まれます。
      flags   : fpu tsc msr pae mce cx8 apic mtrr mca cmov pat pse36 clflush
      	dts acpi mmx fxsr sse sse2 ss ht  tm syscall lm constant_tsc pni monitor ds_cpl
      	vmx est tm2 cx16 xtpr lahf_lm
      
    • 以下の出力には、AMD-V 拡張機能が含まれる AMD プロセッサーを示す svm エントリーが含まれます。
      flags   :  fpu tsc msr pae mce cx8 apic mtrr mca cmov pat pse36 clflush
      	mmx fxsr sse sse2 ht syscall nx mmxext fxsr_opt lm 3dnowext 3dnow pni cx16
      	lahf_lm cmp_legacy svm cr8legacy ts fid vid ttp tm stc
      
    出力を受信した場合、プロセッサーにはハードウェア仮想化拡張機能があります。ただし、状況によっては、製造元が BIOS で仮想化拡張機能を無効にする場合があります。
    flags:出力コンテンツは、システム上のハイパースレッド、コア、または CPU ごとに 1 回ずつ、複数回表示される場合があります。
    BIOS で仮想化拡張機能を無効にすることができます。拡張機能が表示されない場合、または完全仮想化が機能しない場合は、手順21.3「BIOS での仮想化拡張機能の有効化」 を参照してください。
  3. KVM サブシステムがロードされていることを確認します

    追加のチェックとして、kvm モジュールがカーネルに読み込まれていることを確認します。
    # lsmod | grep kvm
    出力に kvm_intel または kvm_amd が含まれる場合は、kvm ハードウェア仮想化モジュールが読み込まれ、システムが要件を満たしています。
注記
libvirt パッケージがインストールされている場合は、virsh コマンドは、仮想化システム機能の一覧を出力します。完全なリストを受け取るには、root として virsh capabilities を実行します。
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