frequency 属性は固定頻度を設定するために使用されます。Hz で測定されます。この属性は、name 要素に tsc の値がある場合にのみ関連します。他のすべてのタイマーは固定周波数 (pit、rtc) で動作します。
mode は、タイムソースがゲスト仮想マシンに公開される方法を決定します。この属性は、tsc の name 値にのみ関係します。その他のタイマーは常にエミュレートされます。コマンドは以下のようになります。<timer name='tsc' frequency='NNN' mode='auto|native|emulate|smpsafe'/>モードの定義は表に記載されます。
Expand表8.5 モード属性値| 値 | 説明 |
|---|
| auto | TSC が不安定である場合はネイティブで、ネイティブの TSC アクセスを許可します。 |
| native | 常にネイティブ TSC アクセスを許可します。 |
| エミュレート | 常に TSC をエミュレートします。 |
| smpsafe | 常に TSC およびインロック SMP をエミュレートします。 |
present は、ゲスト仮想マシンに表示されるデフォルトのタイマーセットを上書きするために使用されます。
Expand表8.6 present 属性値| 値 | 説明 |
|---|
| はい | このタイマーがゲスト仮想マシンに表示されるよう強制します。 |
| いいえ | このタイマーをゲスト仮想マシンに表示しないように強制します。 |