9.5. 高可用性およびクラスター
High Availability Add-On 機能が非推奨となる
以下の機能は、Red Hat Enterprise Linux 10 で非推奨となり、次のメジャーリリースで削除される予定です。
- 複数の引数としてルールを指定します。代わりに単一の文字列引数を使用します。
-
pcs constraint location add
およびpcs constraint colocation ad
のスタンドアロン値としてscore
を指定します。代わりにscore=value
を使用します。 pcs resource restart | move
を除くリソースコマンド、およびpcs cluster node add-guest | add-remote
コマンドで--wait
オプションを指定します。代わりに次のコマンドを使用します。-
pcs status wait
は、クラスターが安定した状態に落ち着くまで待機します。 -
pcs status query resource
コマンドは、待機後にリソースが期待どおりの状態にあることを確認します。
-
-
--force
フラグを使用して、pcs cluster destroy
、pcs quorum unblock
、pcs stonith confirm
、pcs stonith sbd device setup
、pcs stonith sbd watchdog test
コマンドなどの潜在的に破壊的なアクションを確認します。今後は、潜在的に破壊的なアクションを確認するには--yes
フラグを使用し、検証エラーをオーバーライドするには--force
フラグを使用する必要があります。 -
--force
フラグを使用して、pcs cluster report
内のファイルの上書きを確認します。代わりに--overwrite
フラグを使用してください。 -
user
またはgroup
のキーワードを指定せずに、ACL ロールを割り当てたり割り当て解除したりします。 -
順序の制約における score パラメーターの設定
pcs
コマンドラインインターフェイスは、ユーザーが順序制約でスコアパラメーターを設定しようとすると、警告を生成するようになりました。
Jira:RHELDOCS-19607[1]