11.9. コンパイラーおよび開発ツール
OpenSSL がインストールされていない場合でも Go アプリケーションがパニックに陥らなくなる
以前は、OpenSSL ライブラリーがインストールされていない場合、Federal Information Processing Standard (FIPS) モードが無効になっている場合でも、Go で作成されたアプリケーションはパニックを起こしていました。この更新によりこの問題は解決されます。その結果、OpenSSL がインストールされていない場合でも、Go で作成されたアプリケーションを実行できるようになりました。
Jira:RHEL-52486[1]
Go が 64 ビット ARM プラットフォームのデフォルトリンカーとして ld.bfd
を使用するようになる
以前の RHEL バージョンでは、Go は 64 ビット ARM プラットフォームでのみ ld.gold
リンカーを使用し、他のプラットフォームでは ld.bfd
を使用していました。ld.gold
が binutils
プロジェクトで非推奨となったため、Go では 64 ビット ARM プラットフォームで ld.bfd
も使用されるようになりました。