8.4. ソフトウェア管理
libreport
ライブラリーのサポートが削除される
libreport
ライブラリーのサポートは DNF から削除されました。バグレポートに DNF ログを添付する場合は、手動で行うか、別のメカニズムを使用して行う必要があります。
DNF debug
プラグインが削除される
dnf debug-dump
コマンドと dnf debug-restore
コマンドが含まれていた DNF debug
プラグインは、dnf-plugins-core
パッケージから削除されました。シナリオに応じて、代わりに次のいずれかのコマンドを使用できます。
-
dnf list --installed
またはdnf repoquery --installed
を実行すると、システムにインストールされているパッケージがリスト表示されます。 -
dnf repolist -v
を実行すると、システムで有効になっているリポジトリーがリスト表示されます。 dnf install $(</tmp/list)
を実行すると、ソースシステムにインストールされているパッケージをターゲットシステムにレプリケートします。以下に例を示します。ソースシステムにインストールされているパッケージのリストを
/tmp/list
ファイルに保存します。dnf repoquery --installed >/tmp/list
$ dnf repoquery --installed >/tmp/list
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow -
/tmp/list
ファイルをターゲットシステムにコピーします。 ターゲットシステムでパッケージをレプリケートします。
dnf install $(</tmp/list)"
$ dnf install $(</tmp/list)"
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
Jira:RHEL-23706[1]
数字なしの %patch
構文が削除される
zero-th
パッチを適用するために %patch 0
の省略形として数値を指定せずに %patch
ディレクティブを使用することは削除されました。%patch
を使用する場合は、警告メッセージが表示され、明示的な構文 (例: zero-th
パッチを適用するための %patch 0
または %patch -P 0
) を使用するように提案されます。
Jira:RHELDOCS-19811[1]