11.3. ソフトウェア管理
dnf remove-n コマンドは、一致する RPM 名を持つパッケージのみを削除します。
以前は、あるパッケージをインストールし、さらに RPM Provides ディレクティブに前者のパッケージと同じ名前を持つ別のパッケージをインストールした場合、dnf remove-n コマンドを最初に実行すると、前者のパッケージが削除されていました。このコマンドをもう一度呼び出すと、後者のパッケージが削除されていました。
この更新により、dnf remove-n コマンドが一致する RPM 名を持つパッケージのみを削除するようになり、RPM Provides を考慮しなくなりました。その結果、dnf remove-n を一度実行するだけで、一致するすべてのパッケージを削除できます。
dnf remove --duplicates コマンドは、ゼロ以外の終了コードとエラーメッセージで終了しなくなりました。
以前は、重複パッケージがシステムに存在しないときに dnf remove --duplicates コマンドを実行すると、dnf はゼロ以外の終了コードで終了し、標準エラー出力 (stderr) に No duplicated packages found for removal. というエラーが表示されていました。アップデートにより、dnf は 終了コード 0 で終了し、stderr には何も書き込まれません。古いバージョンの installonly パッケージがインストールされていなければ、dnf remove --oldinstallonly コマンドでも同じ問題が修正されます。