第5章 モデルオブジェクトの拡張
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Teiid Designer は JBoss Data Virtualization とともに拡張可能なフレームワークを提供し、メタモデルに定義されたこと以外にモデルオブジェクトのカスタムプロパティーを定義します。これらのカスタムプロパティー値は VDB に追加され、ランタイムメタデータに含まれます。この追加のメタデータは、ソースクエリーの操作と返された結果セットデータの調整に対してカスタムトランスレーターで使用できます。
Teiid Designer は、EMF ベースのモデル拡張メタモデルに代わる新しいモデル拡張定義 (MED) フレームワークを導入します。
この MED フレームワークによる改善点は次のとおりです。
- 別の EMF メタモデルは必要ありません。
- 拡張可能なメタデータモデルおよびメタモデルオブジェクトの削減 (リレーショナル、Web サービス、XML ドキュメント、ユーザー定義の関数) を含め、EMF の用語を基本オブジェクトタイプに置き換える方法がより簡単です。
- 複数の MED によるメタモデルの拡張が可能です。
- MED はモデルに保存されるため、VDB には追加の依存関係が必要ありません。
「モデルオブジェクト拡張の管理」 および 「Model Extension Definition Editor」 も参照してください。