11.2. 関数のモデル化
Teiid Designer はユーザー定義関数をモデル化するためのオブジェクトウィザードを提供します。既存のリレーショナルビューモデルを右クリックし、New Child - Procedure をクリックした後、"User Defined Function" のラジオボタンをクリックします。ウィザードではファイルシステムでの関数の jar の場所と、Java クラスおよび Java メソッドを指定するオプションが表示されます。
その他のメソッドを使用して関数を作成する場合は、プロシージャーを選択して Properties ビューのプロシージャーの異なるプロシージャーを編集する必要があります。
図11.1 VDB UDF Jar ファイル
ユーザー定義関数は、Java クラスの定義されたメソッドを表します。Teiid ランタイムが関数を登録し、トランスフォーメーションで使用できるようにするには、以下をプロパティーとして指定する必要があります。
- 関数カテゴリー - ユーザー定義関数のグループ化に対する一意名。このカテゴリーは Expression Builder ウィザードに表示されるため、関数を見つけ選択することができます。
- Java クラス - 関数メソッドが含まれる Java クラスの完全修飾名。
- Java メソッド - Java クラスの関数メソッドの名前。
- UDF Jar パス - プロジェクトの lib フォルダーに存在する UDF が含まれる jar に対するプロジェクトの相対パス。初めて jar を定義し、lib フォルダーに jar がない場合、プロパティーエディターでファイルシステムから jar を選択することができます。lib フォルダーに 1 つ以上の jar が存在する場合、エディターでワークスペースまたはファイルシステムのどちらから指定するかを選択できます。