9.12. LDAP (Lightweight Directory Access Protocol)
LDAP (Lightweight Directory Access Protocol) は TCP/IP 上で分散されたディレクトリー情報へアクセスするプロトコルです。ディレクトリーには、ツリー形式で階層的に構成された関連データの集まりが含まれています。ツリーの各ノードはディレクトリーエントリーで、各エントリーは属性と値のペアのセットで構成されます。各ディレクトリーエントリーは識別名 (DN) と呼ばれる一意の識別子を持ちます。DN は、エントリー自体の属性から構築された RDN (相対識別名) とその後に続く親エントリーの DN で構成されます。