E.9. Model Extension Definition Editor
Model Extension Definition (MED) Editor は複数のタブがあるエディターで、ワークスペースのユーザー定義 (
*.mxd ファイル) を作成および編集するために使用されます。MED Editor には、ヘッダーセクションを共有する 3 つのサブエディター (Overview、Properties、および Source) があります。
- Overview サブエディター - このエディターで一般的な MED 情報が管理されます。この情報には、名前空間接頭辞、名前空間 URI、拡張モデルクラス、および説明が含まれます。以下に Overview サブエディターを示します。
図E.26 概要タブ
- Properties サブエディター - このエディターで MED 拡張プロパティーが管理されます。各拡張プロパティーはモデルオブジェクトタイプに関連付けられる必要があります。Properties サブエディターは 2 つセクションに分割されます (Extended Model Objects および Extension Properties)。以下に Properties サブエディターを示します。
図E.27 Properties タブ
- Source - このタブは MED の詳細を表示する読み取り専用の XML ソースビューアーです。このソースビューアーは編集できません。
GUI コンポーネントのデータに検証エラーが存在する場合、Overview および Properties サブエディターの GUI コンポーネントにエラーアイコンが表示されます。エラーアイコンの上マウスポインターを置くと、ツールヒントとエラーメッセージが表示されます。エラーマークは共通のヘッダーセクションに表示されるエラーメッセージと関連しています。エラーマークの例を以下し示します。
図E.28 エラーのあるテキストフィールド
MED サブエディターはヘッダーセクションを共有します。ヘッダーは以下で構成されます。
- Status Image - 最も重大な検証メッセージ (エラー、警告、または情報) を示すイメージ。検証メッセージがない場合はモデル拡張イメージが表示されます。
- Title - サブエディターのタイトルが表示されます。
- Menu - レジストリーの MED に追加および更新するアクションと、Model Extension Registry ビューを表示するアクションが含まれるドロップダウンメニュー。
- Validation Message - このエリアには OK またはエラー概要メッセージが表示されます。概要メッセージが表示される場合、メッセージのツールヒントはすべてのメッセージを列挙します。
- Toolbar - 同じアクションがドロップダウンメニューとして含まれます。
以下は、エラーメッセージのツールヒントが含まれる共有ヘッダーセクションの例になります。
図E.29 共有ヘッダーの例