4.8. director の設定
director のインストールプロセスには、ネットワーク設定を判断する特定の設定が必要です。この設定は、stack
ユーザーのホームディレクトリーに undercloud.conf
として配置されているテンプレートに保存されています。以下の手順では、デフォルトのテンプレートをベースに使用して設定を行う方法についてを説明します。
手順
Red Hat は、インストールに必要な設定を判断しやすいように、基本テンプレートを提供しています。このテンプレートを
stack
ユーザーのホームディレクトリーにコピーします。[stack@director ~]$ cp \ /usr/share/instack-undercloud/undercloud.conf.sample \ ~/undercloud.conf
-
undercloud.conf
ファイルを編集します。このファイルには、アンダークラウドを設定するための設定値が含まれています。パラメーターを省略したり、コメントアウトした場合には、アンダークラウドのインストールでデフォルト値が使用されます。