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10.3. 事前にプロビジョニング済みのノードでの config-download の有効化

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事前にプロビジョニング済みのノードで config-download を使用する場合には、Heat ベースのホスト名をそれらの実際のホスト名にマッピングして、ansible-playbook が解決されたホストに到達できるようにする必要があります。それらの値は、HostnameMap を使用してマッピングします。

手順

  1. 環境ファイル (例: hostname-map.yaml) を作成して、HostnameMap パラメーターとホスト名のマッピングを指定します。以下の構文を使用してください。

    parameter_defaults:
      HostnameMap:
        [HEAT HOSTNAME]: [ACTUAL HOSTNAME]
        [HEAT HOSTNAME]: [ACTUAL HOSTNAME]

    [HEAT HOSTNAME] は通常 [STACK NAME]-[ROLE]-[INDEX] の表記法に従います。以下に例を示します。

    parameter_defaults:
      HostnameMap:
        overcloud-controller-0: controller-00-rack01
        overcloud-controller-1: controller-01-rack02
        overcloud-controller-2: controller-02-rack03
        overcloud-novacompute-0: compute-00-rack01
        overcloud-novacompute-1: compute-01-rack01
        overcloud-novacompute-2: compute-02-rack01
  2. hostname-map.yaml の内容を保存します。
  3. config-download のデプロイメントを実行する際には、-e オプションで環境ファイルを指定します。以下に例を示します。

    $ openstack overcloud deploy --templates \
        --config-download \
        -e /usr/share/openstack-tripleo-heat-templates/environments/config-download-environment.yaml \
        -e /home/stack/templates/hostname-map.yaml \
        --overcloud-ssh-user heat-admin \
        --overcloud-ssh-key ~/.ssh/id_rsa \
        [OTHER OPTIONS]
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