6.15. オーバークラウド作成の監視
オーバークラウドの作成プロセスが開始され、director によりノードがプロビジョニングされます。このプロセスは完了するまで多少時間がかかります。オーバークラウドの作成のステータスを確認するには、stack
ユーザーとして別のターミナルを開き、以下のコマンドを実行します。
(undercloud) $ source ~/stackrc (undercloud) $ openstack stack list --nested
openstack stack list --nested
コマンドは、オーバークラウド作成の現在の段階を表示します。
注記
最初のオーバークラウドの作成に失敗した場合は、openstack stack delete overcloud
コマンドを使用して部分的にデプロイされたオーバークラウドを削除し、再試行できます。これらの最初のオーバークラウドの作成が失敗した場合にのみ、このコマンドを実行してください。このコマンドは、完全にデプロイされて稼働中のオーバークラウドでは実行しないでください。そうしないと、オーバークラウド全体が削除されます。