第4章 インストール


本章では RHN Satellite の初期インストールについて説明しています。2章要件 に示されている必要条件を満たしていることを前提としています。インストールではなく RHN Satellite の新しいバージョンにアップグレードを行う場合には、Red Hat の担当者までご連絡ください。

4.1. ベースインストール

RHN Satellite は Red Hat Enterprise Linux オペレーティングシステム上で稼働するよう設計されています。したがって、最初の段階はディスク、ISO イメージまたはキックスタートからベースとなるオペレーティングシステムをインストールすることになります。オペレーティングシステムのインストール中、インストール後は、次の事項を必ず確認してください。
  • データを格納するパーティションには充分な領域を割り当てます。チャンネルパッケージ用のデフォルトの場所は /var/satellite です。Embedded Database を使用する RHN Satellite の場合、データベース RPM は /opt/ パーティションに入り、データベース自体は /rhnsat/ 内に構築されることを念頭に置いてください。詳しい仕様に関しては 「ハードウェア要件」 を参照してください。
  • Network Time Protocol (NTP) を Satellite および単独のデータベース (存在する場合)の上で有効化し、適切なタイムゾーンを選択します。すべてのクライアントシステムは、既に ntpd デーモンを実行していて、正しいタイムゾーンに設定されている必要があります。
  • 混乱を招かないようにするため、/home/ パーティションはローカルにマウントすることを強く推奨します。
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