8.5. 組み込み DB を使用する Satellite のクローン作成


Embedded Database を使用する Satellite のクローンを作成することで、ハードウェアやその他の障害による停止を全体的に抑えることができます。セカンダリ Satellite マシンは、プライマリ Satellite マシンに障害が発生した場合の使用を目的として準備できます。Satellite のクローンを作成するには、次の作業を行います。
  1. 別のマシンに Embedded Database での RHN Satellite (また、Red Hat Enterprise Linux AS のベースインストール) をインストールし、SSL 証明書の生成手順は省きます。
  2. 「データベースのバックアップ」 で説明されているようにコマンドを使ってプライマリ Satellite のデータベースを毎日バックアップします。これを行えば、紛失するのは障害が発生した日の変更のみになります。
  3. rsync などのファイル転送プログラムを使ってバックアップをセカンダリ Satellite にコピーしこれらリポジトリを常に同期しておくようなメカニズムを構築します。SAN を使用している場合はコピーの必要性はありません。
  4. RHN DB Controlrestore オプションを使って複製データをインポートします。
  5. プライマリ Satellite に障害が発生した場合、/root/ssl-build 内にある SSL キーペアの RPM パッケージをプライマリからセカンダリ Satellite に転送してパッケージをインストールします。これによって、RHN クライアントは、確実にセカンダリ Satellite と認証を行ってセキュアに接続することができます。
  6. DNS が新しいマシンをポイントするように変更するか、負荷分散装置を正しく設定します。
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