A.10. VDSM フッキングモジュールの使用方法
VDSM は Python フッキングモジュールと共に出荷され、VDSM フックスクリプトのヘルパー機能を提供します。このモジュールは、一例として提供されているもので、Python で書かれた VDSM フックにのみ適切です。
フッキングモジュールは、仮想マシンの libvirt XML の DOM オブジェクトへの読み取りをサポートしています。これにより、フックスクリプトが Python の組み込み xml.dom ライブラリー (http://docs.python.org/release/2.6/library/xml.dom.html) を使用して、オブジェクトを操作することができます。
変更されたオブジェクトは、フッキングモジュールを使用して再度 libvirt XML に保存することができます。フッキングモジュールは、以下のような関数を提供して、フック開発をサポートします。
名前 | 引数 | 説明 |
---|---|---|
|
文字列 |
「true」または「false」の文字列をブール値に変換します。 |
|
- |
仮想マシンの libvirt XML を DOM オブジェクトに読み取ります。 |
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DOM オブジェクト |
仮想マシンの libvirt XML を DOM オブジェクトから書き込みます。 |