4.8. 仮想マシンの Red Hat Satellite エラータ管理の設定
管理ポータルでは、使用可能なエラータを表示するように仮想マシンを設定できます。利用可能なエラータを表示するには、Red Hat Satellite サーバーに仮想マシンを関連付ける必要があります。
Red Hat Virtualization 4.3 では、Red Hat Satellite 6.5 でのエラータ管理がサポートされます。
前提条件
- 仮想マシンを実行するホストを、Satellite からエラータ情報を受け取るように設定する必要があります。詳細は、Administration Guideの Configuring Satellite Errata Management for a Host を参照してください。
仮想マシンには ovirt-guest-agent パッケージがインストールされている必要があります。このパッケージにより、仮想マシンはホスト名を Red Hat Virtualization Manager に報告できます。これにより、Red Hat Satellite サーバーは仮想マシンをコンテンツホストとして識別し、適用可能なエラータをレポートできます。ovirt-guest-agent パッケージのインストールの詳細は、以下のセクションを参照してください。
- Red Hat Enterprise Linux 仮想マシンの場合:「Red Hat Enterprise Linux へのゲストエージェントおよびドライバーのインストール」
- Windows 仮想マシンの場合:「Windows へのゲストエージェント、ツール、およびドライバーのインストール」
仮想マシンは、コンテンツホストとして Satellite サーバーに登録され、katello-agent パッケージがインストールされている必要があります。
ホストの登録の設定方法、およびホストを登録し、katello-agent パッケージをインストールする方法は、Red Hat Satellite ドキュメントManaging Hostsの Registering Hosts を参照してください。
Satellite サーバーでは、仮想マシンは FQDN で識別されます。これにより、Red Hat Virtualization で外部コンテンツホスト ID を維持する必要がなくなります。
手順
Red Hat Satellite のエラータ管理を設定するには、以下を実行します。
-
をクリックし、仮想マシンを選択します。 - をクリックします。
- Foreman/Satellite タブをクリックします。
- Provider ドロップダウンリストから必要な Satellite サーバーを選択します。
- をクリックします。