6.13.6. ホストからの仮想マシンのインポート
Open Virtual Appliance (OVA) ファイルを Red Hat Virtualization 環境にインポートします。データセンター内の任意の Red Hat Virtualization Host からファイルをインポートできます。
現在、インポートできるのは Red Hat Virtualization および VMware OVA のみになります。KVM および Xen はサポートされません。
インポートプロセスでは virt-v2v
を使用します。virt-v2v
と互換性のあるオペレーティングシステムを実行している仮想マシンのみが正常にインポートできます。互換性のあるオペレーティングシステムの現在の一覧は、https://access.redhat.com/articles/1351473 を参照してください。
OVA ファイルのインポート
OVA ファイルを、クラスター内のホストの var/tmp などのファイルシステムの場所にコピーします。
注記十分な領域があり、qemu ユーザー (UID 36) がアクセスできる限り、場所にはローカルディレクトリーまたはリモートの nfs マウントを指定できます。
qemu ユーザー (UID 36) および kvm グループ (GID 36) が OVA ファイルに読み取り/書き込みアクセスできるように、パーミッションを設定します。
chown 36:36 path_to_OVA_file/file.OVA
# chown 36:36 path_to_OVA_file/file.OVA
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow -
をクリックします。 More Actions (
) をクリックし、続いて Import をクリックし、Import Virtual Machine(s) ウィンドウを開きます。
- Source 一覧から Virtual Appliance (OVA) を選択します。
- Host リストからホストを選択します。
- Path フィールドで、OVA ファイルの絶対パスを指定します。
- Load をクリックして、インポートされる仮想マシンを一覧表示します。
- Virtual Machines on Sourceのリストから仮想マシンを選択し、矢印を使用してこれを Virtual Machines to Import のリストに移動します。
- 仮想マシンの Storage Domain を選択します。
- 仮想マシンが存在する Target Cluster を選択します。
- 仮想マシンの CPU Profile を選択します。
- 仮想マシンの Allocation Policy を選択します。
- オプションで、Attach VirtIO-Drivers チェックボックスを選択し、一覧で適切なイメージを選択して VirtIO ドライバーを追加します。
- 仮想マシンの Allocation Policy を選択します。
- 仮想マシンを選択し、General タブで Operating System を選択します。
- Network Interfaces タブで、Network Name および Profile Name を選択します。
- Disks タブをクリックして、仮想マシンの Alias、Virtual Size、および Actual Size を表示します。
- をクリックして、仮想マシンをインポートします。