4.7. 仮想 NUMA の設定
管理ポータルで、仮想マシンで仮想 NUMA ノードを設定し、1 つ以上のホスト上の物理 NUMA ノードに固定することができます。ホストのデフォルトポリシーは、ホスト上の使用可能なリソースで仮想マシンをスケジュールして実行することです。そのため、単一のホストソケット内に収まらない大規模な仮想マシンをサポートするリソースは、複数の NUMA ノードに分散される可能性があります。時間の経過とともに、これらのリソースが移動し、パフォーマンスが低下して予測できなくなる可能性があります。この結果を回避し、パフォーマンスを向上させるように、仮想 NUMA ノードを設定および固定します。
仮想 NUMA を設定するには、NUMA 対応ホストが必要です。ホストで NUMA が有効になっているかどうかを確認するには、ホストにログインして numactl --hardware
を実行します。このコマンドの出力には、2 つ以上の NUMA ノードが表示されるはずです。Hosts タブからホストを選択し、NUMA Support をクリックすることで、管理ポータルでホストの NUMA トポロジーを表示することもできます。このボタンは、選択したホストに少なくとも 2 つの NUMA ノードがある場合にのみ利用できます。
NUMA ピニング を定義する場合は、デフォルトの移行モードは Allow manual migration only です。
仮想 NUMA の設定
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をクリックし、仮想マシンを選択します。 - をクリックします。
- Host タブをクリックします。
- Specific Host(s) ラジオボタンを選択し、一覧からホストを選択します。選択したホストには、少なくとも 2 つの NUMA ノードが必要です。
- NUMA Node Count フィールドに数字を入力して、仮想 NUMA ノードを仮想マシンに割り当てます。
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Tune Mode ドロップダウンリストから Strict、Preferred、または Interleave を選択します。選択したモードが Preferred の場合、NUMA ノード数 を
1
に設定する必要があります。 - NUMA Pinning をクリックします。
- NUMA Topology ウィンドウで、右側のボックスから仮想 NUMA ノードをクリックしてドラッグし、必要に応じて左側の NUMA ノードをホストし、 をクリックします。
- をクリックします。
仮想 NUMA ノードをホスト NUMA ノードに固定しない場合には、ホストデバイスが 1 台以上あり、これらすべてのデバイスが単一の NUMA ノードからのものであれば、ホストデバイスのメモリーマップド I/O (MMIO) が含まれる NUMA ノードがシステムのデフォルト設定になります。