10.3.2. ホストの再有効化


ホストを無効にすると、実質的に現行のアクティブなキータブを強制終了します。キータブを削除すると、ホストの設定エントリーを変更せずにホストを IdM ドメインから削除することになります。
ホストを再度有効にするには、ipa-getkeytab コマンドを使用するだけです。-s オプションは、キータブを要求する IdM サーバーを、-p はプリンシパル名を、-k はキータブを保存するファイルを指定します。
新規のホストキータブを要求する場合は、以下のようになります。
[jsmith@ipaserver ~]$  ipa-getkeytab -s ipaserver.example.com -p host/server.example.com -k /etc/krb5.keytab -D fqdn=server.example.com,cn=computers,cn=accounts,dc=example,dc=com -w password
アクティブな IdM クライアントまたはサーバーで ipa-getkeytab コマンドを実行すると、LDAP 認証情報 (-D および -w) なしで実行できます。IdM ユーザーは、Kerberos 認証情報を使用してドメインへの認証を行います。無効化されたホストでコマンドを直接実行するには、LDAP 認証情報を指定してから IdM サーバーに認証します。認証情報は、再度有効にするホストまたはサービスに一致する必要があります。
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.