28.6. レプリカの削除


レプリカを削除または 降格 すると、サーバー/レプリカトポロジーから IdM レプリカが削除され、IdM 要求を処理しなくなり、IdM ドメインからホストマシンも削除されます。
  1. IdM サーバーで、IdM ツールを実行する前に Kerberos チケットを取得します。
    [root@replica ~]# kinit admin
  2. IdM ドメインに設定されたレプリカ合意の一覧を表示します。
    [root@replica ~]# ipa-replica-manage list
    Directory Manager password:
    
    ipaserver.example.com: master
    ipaserver2.example.com: master
    replica.example.com: master
    replica2.example.com: master
  3. トポロジーからレプリカを削除するには、レプリカと IdM ドメイン内の他のサーバーとの間のすべての合意と、ドメイン設定のレプリカに関するすべてのデータを削除する必要があります。
    [root@replica ~]# ipa-replica-manage del replica.example.com
  4. レプリカが独自の CA で設定されている場合 は、ipa-csreplica-manage コマンドを使用して、レプリカの証明書データベース間のレプリカ合意をすべて削除します。
    これは、レプリカ自体が Dogtag Certificate System CA で設定されている場合に必要です。マスターサーバーまたは他のレプリカのみが CA で設定されていた場合は必要ありません。
    [root@replica ~]# ipa-csreplica-manage del replica.example.com
  5. レプリカで、レプリカパッケージをアンインストールします。
    [root@replica ~]# ipa-server-install --uninstall -U
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.