32.6. インストール前のスクリプト


ks.cfg の解析直後に、システムで実行するコマンドを追加できます。このセクションは、「キックスタートのオプション」 に記載されているキックスタートコマンドの後、キックスタートファイルの終わりの方に配置し、%pre コマンドで開始し、%end コマンドで終了する必要があります。キックスタートファイルに %post セクションも含まれる場合、%pre セクションと %post セクションの順序は重要ではありません。設定ファイルの例は、「キックスタートの例」 を参照してください。
注記
キックスタートのインストール前のスクリプトセクションは、複数のインストールツリーまたはソースメディアを管理 できません。インストール前のスクリプトはインストールプロセスの第 2 段階で行われるため、作成した ks.cfg ファイルごとにこの情報を含める必要があります。
%pre セクションのネットワークにアクセスできますが、この時点では name サービス は設定されていないため、IP アドレスのみが機能します。
最も一般的に使用されるコマンドのみがインストール前の環境で利用できます。
arping,awk,basename,bash,bunzip2,bzcat,cat,chattr,chgrp,chmod,chown,chroot,chvt, clear,cp,cpio,cut,date,dd,df,dirname,dmesg,du,e2fsck,e2label,echo,egrep, eject,env,expr,false,fdisk,fgrep,find,fsck,fsck.ext2,fsck.ext3,ftp,grep,gunzip, gzip,hdparm,head,hostname,hwclock,ifconfig,insmod,ip,ipcalc,kill,killall,less,ln,load_policy, login,losetup,ls,lsattr,lsmod,lvm,md5sum,mkdir,mke2fs,mkfs.ext2,mkfs.ext3,mknod, mkswap,mktemp,modprobe,more,mount,mt,mv,nslookup,openvt,pidof,ping,ps,pwd,readlink, rm,rmdir,rmmod,route,rpm,sed,sh,sha1sum,sleep,sort,swapoff,swapon,sync,tail, , tar,tee,telnet,top,touch,true,tune2fs,umount,uniq,vconfig,vi,wc,wget,wipefs, xargszcat.
注記
pre-install スクリプトは、変更ルート環境では実行されません。
--interpreter /usr/bin/python
Python などの別のスクリプト言語を指定できます。/usr/bin/python は、任意のスクリプト言語に置き換えます。
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