33.10. インストール前のスクリプト


図33.13 インストール前のスクリプト

インストール前のスクリプト
キックスタートファイルの解析直後、インストールを開始する前に、システムで実行するコマンドを追加できます。キックスタートファイルでネットワークを設定している場合には、このセクションが処理される前にネットワークが有効になります。インストール前のスクリプトを含めるには、テキストエリアに入力します。
重要
Red Hat Enterprise Linux の以前のリリースの anaconda バージョンには、インストール前およびインストール後の環境でシェルコマンドを提供する busybox のバージョンが含まれていました。Red Hat Enterprise Linux 6 の anaconda のバージョンには busybox が含まれなくなり、代わりに GNU bash コマンドを使用します。
詳細は、付録G busybox コマンドの代替となるもの を参照してください。
スクリプトを実行するために使用するスクリプト言語を指定するには、Use an interpreter オプションを選択し、それの横にあるテキストボックスにインタープリターを入力します。たとえば、/usr/bin/python2.6 を Python スクリプトに指定できます。このオプションは、キックスタートファイルで %pre --interpreter /usr/bin/python2.6 の 使用に対応します。
最も一般的に使用されるコマンドのみがインストール前の環境で利用できます。完全な一覧は、「インストール前のスクリプト」 を参照してください。
重要
%pre コマンドは含めないでください。これは追加されています。
注記
インストール前のスクリプトは、ソースメディアがマウントされ、ブートローダーのステージ 2 が読み込まれた後に実行されます。このため、インストール前のスクリプトでソースメディアを変更することはできません。
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