34.5. 場所の設定
場所はマップのセットで、すべて
auto.master
に保存され、場所は複数のマップを保存できます。また、場所には複数のマップを保存できます。場所のエントリーは、マップエントリーのコンテナーとしてのみ機能します。それ自体は、自動マウント設定ではありません。
重要
Identity Management は autofs を設定または設定しません。これは個別に行う必要があります。Identity Management は、既存の autofs デプロイメントと動作します。
34.5.1. Web UI での場所の設定
- Policy タブをクリックします。
- Automount サブタブをクリックします。
- 自動マウントの場所リストの上部にある Add リンクをクリックします。
- 新しい場所の名前を入力します。
- 「Web UI でのダイレクトマップの設定」および「Web UI での間接マップの設定」にあるように、マップを作成します。をクリックして、新規の場所のマップ設定に移動します。
34.5.2. コマンドラインでの場所の設定
マップを作成するには、automountlocation-add を使用して場所名を指定します。
$ ipa automountlocation-add location以下に例を示します。
$ ipa automountlocation-add raleigh ---------------------------------- Added automount location "raleigh" ---------------------------------- Location: raleigh
新しい場所が作成されると、2 つのマップ
auto.master
および auto.direct
が自動的に作成されます。auto.master
は、その場所のすべての自動マウントマップのルートマップです。auto.direct
は、ダイレクトマウント用のデフォルトのマップで、/-
にマウントされます。
ある場所用に設定されたマップすべてがまるでファイルシステム上に導入されているかのように表示するには、automountlocation-tofiles コマンドを使用します。
$ ipa automountlocation-tofiles raleigh /etc/auto.master: /- /etc/auto.direct --------------------------- /etc/auto.direct: