検索

22.2. 最後に成功した Kerberos 認証の追跡の有効化

download PDF
パフォーマンス上の理由から、Red Hat Enterprise Linux 7.4 以降で実行している IdM は、最後に成功した Kerberos 認証のタイムスタンプを保存しません。そのため、ipa user-status などの特定のコマンドはタイムスタンプを表示しません。
最後に成功した Kerberos 認証の追跡を有効にするには、以下を実行します。
  1. 現在有効なパスワードプラグイン機能を表示します。
    # ipa config-show | grep "Password plugin features"
      Password plugin features: AllowNThash, KDC:Disable Last Success
    次の手順で KDC:Disable Last Success 以外の機能の名前が必要です。
  2. KDC:Disable Last Success を除き、現在有効な ipa config-mod コマンドに --ipaconfigstring=feature パラメーターを渡します。
    # ipa config-mod --ipaconfigstring='AllowNThash'
    このコマンドは、AllowNThash プラグインのみを有効にします。複数の機能を有効にするには、--ipaconfigstring=feature パラメーターを複数回指定します。たとえば、AllowNThash および KDC:Disable Lockout 機能を有効にするには、以下を実行します。
    # ipa config-mod --ipaconfigstring='AllowNThash' --ipaconfigstring='KDC:Disable Lockout'
  3. IdM を再起動します。
    # ipactl restart
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.