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26.7. OCSP 応答の設定

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IdM サーバーと統合されるすべての CA は、内部のオンライン証明書ステータスプロトコル (OCSP) レスポンダーを使用します。OCSP レスポンダーへのアクセスを許可する IdM サービスは、http ://ca-server.example.com/ca/ocsp で利用できます。クライアントはこの URL に接続して、証明書の有効性を確認することができます。
注記
OCSP の詳細は、Red Hat Certificate System のドキュメントを参照してください。例: 『計画、インストール、およびデプロイメントのガイド』 の 2.2.4 証明書の取り消しおよびステータスの確認 を参照してください。

26.7.1. CRL 更新間隔の変更

CRL ファイルは、デフォルトで 4 時間ごとに IdM CA により自動的に生成されます。この間隔を変更するには、以下を実行します。
  1. 認証局サーバーを停止します。
    # systemctl stop pki-tomcatd@pki-tomcat.service
  2. /var/lib/pki/pki-tomcat/conf/ca/CS.cfg ファイルを開き、ca.crl.MasterCRL.autoUpdateInterval の値を新しい間隔設定に変更します。たとえば、60 分ごとに CRL を生成するには、次のコマンドを実行します。
    ca.crl.MasterCRL.autoUpdateInterval=60
    注記
    ca.crl.MasterCRL.autoUpdateInterval パラメーターを更新すると、すでにスケジュールされている CRL の次回更新後に変更が有効になります。
  3. CA サーバーを起動します。
    # systemctl start pki-tomcatd@pki-tomcat.service
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