10.4. PCP Redis の設定
PCP Redis データソースを使用して以下を行います。
- データアーカイブの表示
- pmseries 言語を使用したクエリー時系列
- 複数のホストにまたがるデータの分析
前提条件
- PCP が設定されている。詳細は PCP の pcp-zeroconf での設定 を参照してください。
-
grafana-server
が設定されている。詳細は、grafana-server の設定 を参照してください。 -
メール転送エージェント (
sendmail
またはpostfix
など) がインストールされ、設定されている。
手順
redis
パッケージをインストールします。# yum module install redis:6
注記Red Hat Enterprise Linux 8.4 以降、Redis 6 がサポートされていますが、
yum update
コマンドは Redis 5 を Redis 6 に更新しません。Redis 5 から Redis 6 に更新するには、次を実行します。# yum モジュールの Redis への切り替え:6
以下のサービスを開始して有効にします。
# systemctl start pmproxy redis # systemctl enable pmproxy redis
grafana-server
を再起動します。# systemctl restart grafana-server
検証
pmproxy
およびredis
が動作していることを確認します。# pmseries disk.dev.read 2eb3e58d8f1e231361fb15cf1aa26fe534b4d9df
redis
パッケージがインストールされていない場合は、このコマンドはデータを返しません。
関連情報
-
システム上の
pmseries(1)
man ページ