11.4. Web コンソールと Grafana を使用して複数のシステムのパフォーマンスを監視する
Grafana を使用すると、一度に複数のシステムからデータを収集し、収集した Performance Co-Pilot (PCP) メトリックのグラフィカル表現を確認できます。Web コンソールインターフェイスで、複数のシステムのパフォーマンスメトリックの監視およびエクスポートを設定できます。
前提条件
- RHEL 8 Web コンソールがインストールされている。
- cockpit サービスが有効になっている。
ユーザーアカウントが Web コンソールにログインできる。
手順は、Web コンソールのインストールおよび有効化 を参照してください。
-
cockpit-pcp
パッケージがインストールされている。 PCP サービスが有効になっている。
# systemctl enable --now pmlogger.service pmproxy.service
- Grafana ダッシュボードが設定されている。詳細は、grafana-server の設定 を参照してください。
redis
パッケージがインストールされている。または、手順の後半で Web コンソールインターフェイスからパッケージをインストールすることもできます。
手順
RHEL 8 Web コンソールにログインします。
詳細は、Web コンソールへのログイン を参照してください。
- Overview ページで、Usage テーブルの View metrics and history をクリックします。
- ボタンをクリックします。
Export to network スライダーをアクティブな位置に移動します。
redis
パッケージがインストールされていない場合は、Web コンソールでインストールするように求められます。-
pmproxy
サービスを開くには、ドロップダウンリストからゾーンを選択し、 ボタンをクリックします。 - Save をクリックします。
検証
- Networking をクリックします。
- Firewall テーブルで、 ボタンをクリックします。
-
選択したゾーンで
pmproxy
を検索します。
監視するすべてのシステムでこの手順を繰り返します。