8.2.4. Cisco Catalyst スイッチでのアクセスポートの設定
「ネットワークレイアウト例」の図に示した例を使用して、GigabitEthernet1/0/13 (Cisco Catalyst スイッチ上) を
eth1
のアクセスポートとして設定します。この設定では、物理ノードの NIC がイーサネットケーブルにより物理スイッチポート (インターフェース GigabitEthernet1/0/12) に接続されています。
重要以下に示す値は、例として提示しています。この例で使用している値を、実際の環境に合わせて変更する必要があります。これらの値を調整せずにコピーしてご自分のスイッチ設定に貼り付けると、予期せぬ機能停止を招く可能性があります。
interface GigabitEthernet1/0/13 description Access port for Compute Node switchport mode access switchport access vlan 200 spanning-tree portfast
これらの設定についての説明を以下に記載します。
フィールド 説明 interface GigabitEthernet1/0/13
X ノードの NIC の接続先となるスイッチポート。
GigabitEthernet1/0/12
の値を、実際の環境の正しいポートの値で置き換えるようにしてください。ポートの一覧を表示するには、show interface コマンドを使用します。description Access port for Compute Node
このインターフェースを識別するのに使用する一意の説明的な値。
switchport mode access
このポートは、トランクポートとしてではなく、アクセスポートとして設定します。
switchport access vlan 200
VLAN 200 上でトラフィックを許可するポートを設定します。コンピュートノードには、この VLAN からの IP アドレスを設定する必要があります。
spanning-tree portfast
STP を使用する場合には、この値を設定し、STP がこのポートをトランクとして初期化を試みないように指示します。これにより、初回接続時 (例: サーバーのリブート時など) のポートハンドシェイクをより迅速に行うことができます。