8.2.9. Cisco Catalyst スイッチでの MTU の設定
Cisco Catalyst 3750 スイッチでジャンボフレームを有効にするには、以下の例に示す手順を実施します。
現在の MTU 設定を確認します。
sw01# show system mtu System MTU size is 1600 bytes System Jumbo MTU size is 1600 bytes System Alternate MTU size is 1600 bytes Routing MTU size is 1600 bytes
3750 のスイッチでは、MTU 設定はインターフェースごとではなく、スイッチ全体で変更されます。以下のコマンドを実行して、スイッチが 9000 バイトのジャンボフレームを使用するように設定します。お使いのスイッチがインターフェースごとの MTU 設定をサポートしていれば、この機能を使用する方が望ましい場合があります。
sw01# config t Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. sw01(config)# system mtu jumbo 9000 Changes to the system jumbo MTU will not take effect until the next reload is done
注記copy running-config startup-config
コマンドを実行して running-config を startup-config にコピーし、変更を保存するのを忘れないようにしてください。スイッチを再読み込みして変更を適用します。
重要スイッチを再読み込みすると、そのスイッチに依存しているデバイスでネットワークが停止することになります。したがって、計画的なメンテナンス期間中にのみスイッチの再読込みを行ってください。
sw01# reload Proceed with reload? [confirm]
スイッチが再読み込みされたら、新しいジャンボ MTU のサイズを確認します。
スイッチのモデルによって実際の出力は異なる場合があります。たとえば、System MTU がギガビット非対応のインターフェースに適用され、Jumbo MTU は全ギガビット対応インターフェースを記述する可能性があります。
sw01# show system mtu System MTU size is 1600 bytes System Jumbo MTU size is 9000 bytes System Alternate MTU size is 1600 bytes Routing MTU size is 1600 bytes